MotoGPに参加しているメーカーについて教えてください

MotoGPの参加メーカーについて

2023年のMotoGPは、いくつかの動きがあり今までとは異なる様相を呈しています。
特にスズキが撤退したというのは大きく、勢力図ががりと変わる可能性を秘めています。
また、参戦を続けるメーカーとしても投入する台数の変更があるケースも見られ、今までとは異なる状況でのレースが展開されることになります。

具体的には、ホンダが「レプソル・ホンダ・チーム」として2台、そして「LCRホンダ・カストロール」と「LCRホンダ・イデミツ」の各1台の合計4台体制で臨むことになります。
ヤマハは「モンスターエナジー・ヤマハMotoGP」のみで、2台体制という形で参戦することを表明しています。
DUCATIは「DUCATI・レノボ・チーム」にて2台を出し、「プラマック・レーシング」で2台、「グレシーニ・:レーシングMotoGP」でやはり2台、「ムーニーVR46レーシング・チーム」で2台の、合計8台体制を組んでいます。
2023年のMotoGPでは、このDUCATIが最も大きな構成となっています。

アプリリアは、「アプリリア・レーシング」と「RNFレーシング」の各チームで2台ずつの4台体制で出場することになっています。
KTMは、「レッドブルKTMファクトリー・レーシング」で2台のみを出します。
ガスガスは、「GASGASファクトリー・レーシング・チーム」のみで2台体制を敷くとのことです。
ちなみにガスガスはマシン自体はKTMとおなじものとなっていて、チーム構成のみを変えています。

2023MotoGPで注目したいポイント

まずは、上記のように前年とは異なる体制で各チーム挑むことになりますので、新しいチーム作りの様子やマシンの状態がどうなっているのかに注目したいところです。
スズキの撤退の影響は大きく、スズキから移籍しているケースもありますので、チームとしては異なる顔ぶれであるもののライダー自体は馴染みのある顔といった点も興味深いところです。
チームとマシンが変わり、どのような走りを見せてくれるかに注目です。

特に、「レプソル・ホンダ・チーム」は要チェックです。
というのも、新たに加入したジョアン・ミルはスズキからの移動ですが、2020に円のMotoGPでタイトルを獲得しているチャンピオンだからです。
さらにこのチームにはマルク・マルケスがすでにいて、チャンピオンが2人となりますので、かなり層の厚いチームとなってのリスタートを見ることができます。
新しいチームとの相性やマシンへの習熟度などの問題もありますので、いきなりの好スタートを切れるかという点に注目しつつ、どのように修正して実力を発揮していくかがポイントとなります。