世界一過酷なレース?スプリントレース鈴鹿8耐
バイクレースの中でも世界一過酷なレースと定評があるのが、スプリントレース鈴鹿8耐です。
通称8耐と呼ばれるこちらのレースは、日本国内で例年7月の最終週に開催されており、3人一組のチームでレースを行います。
交代制とは言えども真夏の炎天下の中を8時間駆け抜けるレースは、ライダーだけではなく観客からしても過酷。
ただ走るだけではなくスピードも競い合うレースですので、8時間走り続けているとは思えない全力のレースを肌で感じられます。
このレースで良い成績を残すために、バイクを開発企業が自社のレーシングチームを持っていることがほとんどで、8耐に向けたオリジナルマシンを展開している企業も少なくありません。
80年代後半~90年代前半までのバイクブーム絶世期には毎年多くの人々が集まり、決勝日だけで15万人もの人が集まったほど。
現在も当時ほどではありませんが、例年数万人もの人々が集まるビックイベントとして定着しています。
自分流の楽しみ方ができる鈴鹿8耐
鈴鹿8耐ではレースだけではなく、観客が適宜休憩を捕れるように様々なイベントが開催されているのも魅力です。
会場内ではバイクイベントやフェス、出店出展をはじめ、大型プールも設置されていますので、熱くなったら休憩がてら汗をさっぱりさせることもできます。
バイクにそこまで詳しく無い方でも楽しめる工夫が盛り沢山で、夏休みの思い出作りにファミリーで訪れる方も少なくありません。
またバイク好きな方は好きなレーシングチームを見付けて楽しむと言うのもおすすめです。
レーシングチームは毎年メンバーやモデルチェンジもされており、推しのレーシングチームレーサーの写真を撮ることもできます。
例年グッズ販売もされていますので、グッズを持ってレースを応援できるのも楽しみ方の1つです。
様々なドラマ展開のある白熱のレース
一般的なバイクレースに比べてドラマが生まれやすいのも鈴鹿8耐ならではの特徴です。
優勝候補と言われていたチームがマシントラブルや転倒によってリタイヤを余儀なくされることも珍しくなく、最後の最後までどうなるかが分からないと言えるでしょう。
予定調和が起こらない、最後まで白熱した試合展開を楽しみたい方にもぴったりのレースです。
また鈴鹿8耐は会場に観に行くだけではなくテレビ放送でチェックすることもできます。
リアルタイム配信でまるで複数の角度からレース状況を見られる工夫がされているちゃんめるもあるので、直接会場に観に行けない方でもレースを楽しめるのが、鈴鹿8耐の魅力です。
その人に合わせた様々な楽しみ方ができるレースとして、老若男女問わずに愛されています。