国が変われば常識も文化も異なります。
そして、バイクの扱われ方についても、大きな違いがある様です。
ここで、いくつかの国のバイク事情について解説してみましょう。
シンガポール
その1・・・シンガポールの道路事情は日本より良いらしい。
アジアの中でも比較的裕福な国と言われているシンガポール。
その道路事情は、先進国と言われる日本を凌駕するほど整っているとか。
たとえば、シンガポールでは高速道路は無料なのです。
「無料にしたら、そこに車が集中して、混みあうことになるんじゃないの」と思われてしまいそうですが、
混みあう道路は時間で区切って課金、というシステムをとっているそうです。
これなら、混みあう時間帯だけ車の量を制限することができますよね。
やはり、この点だけみても画期的なシステムであるといえるでしょう。
またシンガポールの場合、他の国に比べて「大型バイクがとても多い」という特徴も。
他のアジア諸国だと、スクーターなどどちらかといえば小さなサイズのバイクが多いのですが、
シンガポールは国民の生活がどんどん豊かになっているおかげか、大型バイクを多く見るのだとか。
こうして、バイクの大きさや車の車種を見ることで、国の経済情勢を知ることができるので、
海外に行った時は注意してバイクや車を見てみましょう。
また、シンガポールのバイクには課金システムが搭載されているという特徴も。
これは日本でいうETCの様なもので、課金される時間帯に通貨すると自動的に課金がされるというものです。
国が変われば、バイクがもつシステムもまた変わってくるといえるでしょう。
ハワイ
その2・・・ハワイは右側通行
日本では「車(バイク)は左、人は右」というシステムが当たり前の様に根付いていますが、
ハワイではバイクが右側通行。なので、初めてハワイの道路を運転する時には、ちょっと注意が必要です。
いつも左側を走っているのですから、いきなり右側走行になったらそれはヒヤヒヤものですよね。
また、意外ですがハワイではヘルメットをかぶらなくてもOKなのです。
ご存知のように、アメリカは州によって法律が異なります。
この為、ハワイの法律に従うと「バイクに乗る時、ノーヘルでもいい」ということになるのでしょう。
しかし、万が一のことがあった場合の命について考えれば、やはり「どこでもヘルメットをつける習慣は
もっておいたほうがいい」ということになると思います。
どこであっても、事故に遭えば危険であることに変わりはありませんからね。
他にも、ハワイでは「郵便配達にもバイクではなく車が使われる」など、面白い違いがいろいろあるそう。
こういう違いにも、気をつけてみたいものです。