オートレース全般について
オートレースは1日に12レース行われ、1レース8台で競う競技です。
競艇や競馬と同じように、走る選手にお金をかけることができ、当たれば払戻金が支払われます。
レースの種類は、オープンレースとハンデレースがあり、ハンデレースは選手の実力によってスタート位置が変わるレースです。
逆にオープンレースは、競技走行者全員が同じスタート位置から走るレースです。
基本は6周で競われますが、記念レースとなると8周や10周になります。
車種ごとに色で分けられており、それぞれに番号が付けられ、区別できるようになっています。
ゴールでは車輪の先端がゴールラインに到着するとゴールとなり、着順が目視ではわかりにいく場合は写真判定が使われます。
オートレースは全国で開催されており、北は北海道の石狩から、南は九州の川辺まであります。
このような場所でレースが開催され、競技レースのために、開催当日は各選手にお金をかけることができます。
レースでは天候の良い日はもちろん、雨の日でも開催されることもあり、雨の日が得意な選手など、通常の実力と違う選手が勝ったりして、それもレースの魅力の一つです。
選手はそれぞれに走法を持っており、内側から走行していく選手や、外側から走る選手など、選手によっても走行方法が違うので、その違いを見るのも面白い物です。
またスタート時に瞬発的に速く走るような選手や、粘りのある走りをする選手など、選手ごとに特色もあります。
また夏と冬でも走り方が違ってきます。
そしてそのレースの順位を予想するなら、試走を見るべきであり、試走によって順位はほとんど決めるといっても過言ではありません。
もしもオートレースでかけたいと思うなら、まずは試走を見ると良いでしょう。
競技について
レースで走る前には、まずは試走タイムと言って、各車が走行してその日の調子を見せてくれます。
これによって、どのような順位になるか予想する参考に出来ます。
そして実際のレースで走ったタイムが競争タイムとなります。
競争タイムよりも試走タイムが早いと、全力を出さなかったとみなされ罰せられます。
競争タイムは、1/100秒で表わされます。
レース中では、以下の行為は妨害とみなされ失格となります。
・外側から急に他車のコースに入る
・他車を内外に押し出す
・他車のコースに斜めに入る
・衝突や追突
このような行為をすると失格となります。
追い抜きする場合は、基本は外側からですが、間隔が十分に空いており安全が確保されていれば内側からも追い抜きできます。
レースは公平な審判を行うために、審判員が目視で順位を決める他に、ビデオや赤外線センサーなども用いて審判します。