仮面ライダーと藤岡弘、

仮面ライダーはバッタの力を持つ怪人

40代、50代のヒーロー、仮面ライダーの藤岡弘、さん

初代ライダーといえば40代、50代の誰もが知っている藤岡弘、さんです。
映画も再び行われるなど、仮面ライダーは誰もが忘れる事の出来ないヒーローですが、藤岡弘さんはその後も俳優さんとして、また最近はバラエティにも登場し、その個性豊かな楽しいトークで人気を博しています。

45年ぶりに本郷猛という役を演じた彼にとって、仮面ライダー同様、バイクも愛すべき存在といいます。
45年ぶりに同じ人物を演じるということでプレッシャーがあったということですが、私達からすればまぎれもなく本郷猛でした。

45年という歴史を持っている仮面ライダーのイメージを壊さないようにするために、本当はもっと時間が欲しかったということですが、仮面ライダーは彼のはまり役、当時と変わらない熱い演技は、仮面ライダー1号世代だった方々を感動させたことに違いありません。

今回の仮面ライダーは一回り大きなイメージ

仮面ライダー1号のスーツは今回体系的にもまたイメージ的にもグレードアップしたものとなっており、藤岡さん自体もこれは私?と思うくらいにびっくりされたといいます。
ネオサイクロン号についても新しくなり、新しい1号にスーツもバイクもしっくりくるものに仕上がっていたのです。

ネオサイクロン号に乗る際には5分ほど練習の時間を貰ったといいますが、たった5分でものにしてしまうということがすごい・・・と思います。

それに藤岡さんは45年前、仮面ライダーの撮影中に事故を起こし生死をさまよったという経歴をお持ちなので、バイクに乗るということについて、今でも非常に慎重になっているといいます。

颯爽と立つ仮面ライダー1号の現在の姿を見ると、これまで藤岡さんが作られてきた実績をも見るようで、このライダーは子供だけじゃなく、大人も見るべきライダーと感じます。

アツい!!仮面ライダーにかける藤岡さんとスタッフたちの思い

45年という年月は小さいお子さんだった人がすでに様々な経験を積んだ大人になっているというほどの期間があります。
仮面ライダーについては並々ならぬ思い入れを持っているという方々も多いのですが、それはスタッフも同じだったようです。

撮影中のエピソードとして藤岡さんが語ってくれたお話の中に、カメラマンがネオサイクロン号に乗るシーンを撮影しカットがかかると、「感動した」と涙ぐんだとお話してくれました。

仮面ライダーというのは特にその当時男のだった男性からすれば、感動するほどの存在なのです。
藤岡さんいわく、仮面ライダーは武士道に通じる生粋のヒーローだといいます。

現在も継続している仮面ライダーシリーズの第1号、藤岡さん演じる本郷猛がなしえてきたことはたくさんありますが、常に正しい存在でいてくれたこと、それこそが最も素晴らしい事ではないかと感じます。