ホンダの歴史と功績がしっかりわかるホンダコレクションホール
ホンダのバイクやエンジンは質が非常に高く世界的に見ても有名です。
モーターシーンでもその名をとどろかしてきたホンダの歴史やその功績がわかる施設として注目されているのがホンダコレクションホールとなります。
栃木県にある「ツインリンクもてぎ」の敷地内にある博物館がホンダコレクションホールです。
数々のレースで活躍したマシンや世界中で売れた名車など多数の展示があり、ホンダファンとしては見逃せない施設といえるでしょう。
この施設では通常展示のほかに定期的に特別展示が行われています。
特別展示では歴代チャンピオンマシンやF1なども展示されるので、普段見ることのできないスーパーマシンを身近に見ることができる大チャンスです。
ホンダS500にスーパーカブ・・ホンダの歴史の作った名車に会える
スーパーカブといえば世界中で現代も需要が高いベストセラーですし、ホンダS500はスポーツカー好きなら知らない人はいない!スポーツカーの歴史を作ってきた名車です。
今見ても独特な美しさを魅力を持った名車たちに圧倒されます。
ホンダS500のそばにはF1で初優勝を飾ったRA272とマン島TTレース(1970年からマン島で開催されているオートバイ競技)にチャレンジしたRC142が展示され、ホンダの実績がいかにすごいか理解できるのです。
スーパーカブは今でも街中で見かけますし、海外旅行に行って見かけることも多いホンダ屈指の名車といえます。
2階にはライダーが釘付けになる名車がずらり
1階には歴史アシモや雑誌などが並ぶ図書コーナーなどがあります。
図書コーナーに入る前のコーナーにはマシンの全階サウンドを迫力ある音量で聴くことができる機械が置いてあるのです。
ヘッドフォンをつけて番号を押すと、各名車のエンジン全開の音を耳元で聞くことができます。
2階はライダーにとって釘付けになってしまう展示物がずらり、これまでのホンダの市販バイクが並んでいるのです。
バタバタと呼ばれる無線機エンジンを自転車に取り付けたというホンダ初の市販車、初めてオートバイ市場に乗り出した高性能バイク「ドリーム」、進化していく中で排気量が大きくなり形なども変化していくことがずらりと並んだ歴代バイクでよくわかります。
歴代CBがざっと並んだブースなどはCB好きにとって涙が出るくらい嬉しい光景でしょう。
反対側に目を移すとホンダ初の四輪市販車であるキュートなT360が展示されています。
そのほか初代プレリュードにシビック、女性にも大人気となったシティも展示されているので見所がありすぎるというくらいです。
3階は普段見ることのできないレーシングマシンのブース
各レースごとにわかりやすく展示されている美しいレーシングマシン、耐久レースに出たマシンや少しずつ進化していったマシンを見ることができます。
2ストロークエンジンから4ストロークエンジンに変化するとともにレーシングマシンに見られる変化など、じっくり観察できるのも魅力です。
3階にはこのレーシングマシンのほかにも、葉巻と呼ばれたF1の名車がずらり並んでいます。
今は見ることがなくなったたばこの広告が施されたマシンはモータースポーツファンのお父さんたちにとってたまらない展示です。
バイクファン・モータースポーツファンなら一度は見てほしい最高の展示物の宝庫であるホンダコレクションホールはお父さん世代が懐かしいマイカーや愛車に出会える場所ともいえます。
ホンダの名車と歴史、技術がよくわかるコレクションは是非見てほしいです。
ホンダコレクションホールへのアクセス
電車の場合は東京から新幹線で50分、宇都宮からタクシーで60分くらいです。
山手線で上野までいき常磐線の特急を利用する場合は水戸で下車、こちらもタクシーで60分・バスで90分くらいになります。
下館から真岡鉄道を利用する場合には茂木で下車してタクシーやバスで20分です。
仙台方面から電車を利用する場合は新幹線で80分程度、宇都宮で下車してタクシーで60分くらい、バスで90分くらいで到着します。
常磐線特急を利用する場合は水戸まで3時間20分弱くらい、水戸からタクシーで60分かバスで90分です。
車で行く場合、矢板ICから90分・真岡ICから50分・水戸ICから40分・水戸北スマートIC(ETC専用)なら30分程度で到着します。
千葉やつくば方面から育場合は水戸IC、東京方面からETC専用でいくなら水戸北ICが便利です。
ご家族連れで道の駅などによりながら楽しくいきたいということなら真岡IC、中通りや会津方面から東北道を利用していく場合は矢板ICがいいでしょう。