ヘッドライトがつかなくなったときの対処法
走行中にヘッドライトがつかなくなった場合、安全を最優先に考えることが大切です。
まず安全な場所にバイクを停めてエンジンを切り、次にヘッドライトのスイッチを確認します。
単純な操作ミスでオフになっていないかをチェックしてください。
もし正常に操作しているのに点灯しない場合は、ヘッドライトのバルブが切れている可能性を疑います。
スペアのバルブを持っている場合は交換してみてください。
スペアのバルブがない場合、バイク用品店や自動車用品店が近くにあれば、そこまでバイクを押して行って適合する新しいバルブを購入するのもありです。
ヘッドライトのバルブは、ガソリンスタンドやコンビニでも扱っているところがあります。
スペアのバルブが手に入らない場合
山の中を走行中に突然ヘッドライトがつかなくなった場合など、スペアのバルブが手に入らないケースも考えられます。
そういう場合は以下の応急処置を試してください。
一つはハイビームを使う方法で、バイクにはヘッドライトのロービームとハイビームがあります。
ロービームがつかなくなった場合でもハイビームは使えることは多いので、ハイビームが使えるか試してみましょう。
ただし、ハイビームの光は非常に強いため、そのままでは対向車や前を走る車の視界を大きく妨げてしまいます。
ハイビームを使用しつつ対向車のドライバーがまぶしく感じないようにするには、ヘッドライトの角度を調整する方法がおすすめです。
多くのバイクはヘッドライトの角度を手動で下向きに調整できます。
こうすることで、ヘッドライトの光が直接対向車のドライバーの目に入るのを防ぎつつ、自分のための明かりを確保できます。
もしハイビームも点灯しない場合は、別のライトを利用して急場をしのぐ方法も考えられます。
たとえば、携帯電話のフラッシュライトや携帯用のLEDライトがあるなら、それらを使ってください。
そうやって少しでも視界を確保しつつ、最寄りの修理工場や安全な場所まで移動するのがおすすめです。
バルブに問題がなくヘッドライトがつかない場合の対処法
バルブが問題でない場合は、電気系統のチェックが必要です。
バイクのバッテリーの端子がしっかり接続されているか、またバッテリー自体の電力が不足していないかを確認します。
端子が緩んでいる場合は、それを締め直すだけで問題が解決することも多いです。
それでもヘッドライトが点灯しない場合は、配線に問題があるか、ヒューズが飛んでいる可能性が考えられます。
ヒューズボックスを開いてヘッドライトに関するヒューズを確認し、必要であれば交換します。
ただし、配線の損傷や断線が見つかった場合は専門の修理店に修理をお願いしてください。