ヘルメットを快適に使うならヘルメットインナー

バイクのヘルメットインナーの役割

長時間ヘルメットをかぶり続けると、熱がこもって熱くなるためどうしても汗をかきます。
また、かいた汗がヘルメットに付着して、臭いや劣化のもとになるのも気になる点です。

ヘルメットインナーの役割とは、そういったヘルメットをかぶるうえで感じられる不具合を解消できることです。
ヘルメットインナーは吸湿性が高いものが多いため、かいた汗を素早く吸収して、ヘルメット内で気化して蒸れることを予防できます。
汗が直接ヘルメットに付着しないようにできるため、ヘルメットが汗臭くなったり、汗のせいで素材が劣化したりといった心配もありません。
また、夏場の暑さによる蒸れ軽減だけでなく、冬場には寒さから頭を守る防寒性を備えたタイプもあります。

ヘルメットインナーの選び方

ヘルメットインナーを選ぶ際は、まずそれがご自身の頭のサイズに合っているかを確かめましょう。
ヘルメットインナーの多くはフリーサイズなので、基本的には頭の大きさにかかわらず誰でもかぶれるようになっています。
しかしフリーサイズとはいえ、製品によって伸び縮みできる範囲が違うため、頭の大きい人だと「きつすぎて頭が締め付けられる」、逆に頭の小さい人だと「ゆるくてすぐにずれる」となる可能性も否定できません。
できれば、実際にかぶり心地を確かめてから買うのがおすすめです。

ネット通販で購入する場合、パワーネットのものを選ぶとよいでしょう。
伸縮性がとても高いので、どんな人でもある程度のかぶり心地を保証してくれます。
それでもインナーの締め付けが気になるという場合、頭にかぶるのではなく、ヘルメットにセットするタイプはいかがでしょうか。
それほど数は多くありませんが、頭が締め付けられることなく、汗を吸い取り蒸れを防止できるすぐれものです。

洗濯の手間をなくしたいという方には、使い捨てタイプという選択肢もあります。
使い捨てのインナーにもいろいろありますが、汗をしっかり吸い取りながら、汗で型崩れしにくいマスクのような不織布のタイプがおすすめです。

バイクに使えるおすすめのヘルメットインナー

吸汗と蒸れ防止機能を重視する方におすすめなのが、「Clarente」の「インナーキャップ 」です。
メッシュ素材でできており、通気性がとても優れています。
速乾性を重視した加工なので、洗濯後すぐに乾くのもおすすめポイントです。

冬場のツーリングに使えるヘルメットインナーをお探しの方には、「VAXPOT」のヘルメットインナー(型番VA-3180)はいかがでしょうか。
フィット感に優れたニット素材なので、肌触りが良く防寒性に優れています。
襟足までカバーするタイプなので、首の寒さを防ぐのにもおすすめです。
また、頭頂部がメッシュ素材なので通気性が良く、夏場の汗による蒸れ防止にも活躍します。