Q.女性ライダーの注意点

きけん立ち入り禁止

私は女性なのですが、バイクにはまってしまい、近々ツーリングをしたいと考えています。
でも、女性と言うことで「何か気をつけることがあるのでは?」とも思っています。

これまでもバイクは乗っていますがツーリングは初めてですし、
後悔のない様に楽しい時間にしたいと考えています。女性ライダーで気をつけること、
何かあったら教えていただけますか?

A.バイク好きに女性も男性もありません。

が、男性と女性のライダーでは、やはり女性ライダーに注意が求められるということも多い様です。
困ったことに、世の中には「女だから」という目で見る輩が存在します。
そういう輩を相手にする必要はないですが、気をつけるにこしたことはありませんよね。

まず、女性ライダーが一番困っていることに「あおり」がある様です。
あおりというのは、後方からわざと車(バイク)を近づけて、ライダーを焦らせるという
非常に無礼な行為です(車でも似た様なことがありますよね)。

この「あおり行為」を受けてしまうと、中にはあせってバイクのスピードを出してしまうという人も。
でも、この様なことを繰り返すことは事故につながりますので、なるべく相手にしないという気持ちを
持つようにして下さい。

あまりに悪質な場合は、ナンバーや車種などを控えて警察に言うことも必要です。
また、ムリに前を走らずに道を譲るという工夫もしていきましょう。
もちろん、自分自身も相手を不快にさせないような運転を心がけることが必要です。

ライダースジャケットは目立つものを

これは女性に限ったことではありませんが、
ライダースジャケットは目立つものを身につけた方が安全です。
特に、暗闇だとライダースジャケットが闇にとけこんでしまう可能性がありますので
、きちんとしたものを身につけた方がいいでしょう。

夜間の場合は、反射材などをつけたジャケットを着用するのもいいでしょう。
ツーリングに限りませんが、夜間だと「歩行者に車が気付かない」などの危険なことがありますので、
こちらの存在を伝えるようなものを身につけておくと楽です。

あとは、交通ルールを守りましょう。
基本的に、男性でも女性でも「ライダー」であれば守ることは基本的に変わりません。
ルールを守って走行すること、安全に気をつけることはまず基本ですので、
きちんと守ってバイクを運転しましょう。

こうしたマナーを守るということは、トラブルを回避するということにもつながり、
楽しいライダー生活をすることにもつながるはずです。ぜひ、マナーを守ることを心がけてみて下さい。